自分や家族の幸福を祈るなら 自分の力も出しましょう
昔から時折「この事について拝んで頂きたい」、と言われる事が有りました。
祈りを叶えたい時、例えば優れた僧侶や霊媒師、占いを為さる方のアドバイスを受ける事は、とても有効な事だと思います。
その様な方々はその世界で経験を積むことによって、特別な祈願の方法や、物事の捉え方をよく知っているはずだからです。
私たちの未来には何が起こってしまうか、完全には分からないことがほとんどで、不安も悲しみも多くの方は味わいたくはないと思います。
居ても立っても居られず、本当の事を知りたかったり、この先どうすべきかを相談したくなるのは無理も無い事でしょう。
探した末に出会った、自分に一番合った祈りのプロフェッショナルを信じて、言われたことをしてみるのは必要です。
その方に「願いを叶えるために拝んでいただきたい」と言う事も、良く理解できます。
しかしながら自分の願いを本当に叶えたいとき、自分自身でも何か「修行」のような事をすべきだと思います。
昔から通っている神社仏閣に参詣したり、先祖の墓を大切になさることは更に有効な事と思います。
誰でもどんな職業の方でも、自分の家族を大切に思うはずで、その絆は家族、血縁が本来一番強いのです。
それでも時折ほんの些細な出来事が、互いに行き来もしないほどの深いクレバスのようなものを、創りだしてしまう事が有ります。
人は感情の動物ですから、ささくれ立った感情は「絶対許せない!」ほどの怒りの流れを作り出し、互いに憎しみ合うようになるのは恐ろしい事です。
それぞれの家系には必ずと言っていいほど「逆縁」があり、また「その家の敵と言える存在」が必ずいる事でしょう。
それで多くの憎しみの感情が、その家系に付きまとっていると言っても過言ではありません。
人間の一生の間には、人を憎んだり憎まれたりすることは、普通にある事でしょう。
そして取り返しのつかないような事をしてしまった家系であれば、憑りつく念の深さも強いと思います。
そんな感情の積み重なりが、「魔」と呼ばれるものを作り出します。
まさにその「魔」と呼ばれるものが、最も喜ぶのがこの「家族、血縁の不和」です。
「和」は丸くその円には切れ間がなく、「魔」の入り込む「すき」が有りませんが、その「和」が切れると、その隙間から黒いもの、黒い運が入って来ます。
そして憎しみは憎しみを生み、最後にその家系を滅亡させるほどの力に、成長することが有ります。
例えばこの日本の中でも、、それによってどれだけの家系が潰れて来たか、歴史をみればわかる筈です。
家系に限らず会社や何かの団体でも、大抵内部から崩壊することが多いと思います。
それは人と人の「和」が、崩れた結果と言えるのではないでしょうか。
それ故、ある疑い等によって争いが始まった時こそ、熱くなり過ぎず落ち着いて、日々を過ごすべきだと思います。
この話は次回に続けさせて下さい。
そこで、願いを叶えたい時は何故自分でも修行すべきかを、お話しさせて頂きます。
画像は、家の庭に咲いたバラです。
今日のフィーリングは、Diane Reevis ダイアン・リーブスさんの「How Long ハウ・ロング」、薬師丸ひろ子さんの「Woman ウォマン ”W の悲劇”より」、Nickelback ニッケルバックの「Lullaby ララバイ」かな